時代に合わせたタイムレスなデザインで世界中の人々を魅了する、インターナショナル・ファニチャー・ブランド、Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)。フリッツ・ハンセン社は、1872年にキャビネットメーカーから出発し、世代を受継ぎながら高品質なプロダクトを創出し、20世紀初頭のデンマークにおける代表的なプロジェクトに参画、後に歴史的遺産までに高められた名作家具の数々はこの時期に誕生します。
いち早くビーチ材のスチーム曲げ木に着目し、成型合板のスペシャリストとして進化させ、アルネ・ヤコブセンによる名作アリンコチェアを突破口に、かの傑作中の傑作セブンチェアの成功へと導きました。
1950年代のフリッツ・ハンセン社はアルネ・ヤコブセン一色で、名作エッグチェアやスワンチェアの誕生、マテソンとハインによるスーパー楕円テーブルにも彼の影響が色濃く投影されていました。
21世紀を前にして、フリッツ・ハンセン社は未来へと向かう世界企業へと変身し、ポール・ケアホルムのコレクションも復刻させました。
そして21世紀を迎えた今日、フリッツ・ハンセンの進化はさらに輝きを増し、キャスパー・サルト、ハイメ・アジョン、セシリエ・マンズなど、実力とイノベーションを備えた新しい世代のデザイナー達を積極的に起用、革新的な創造性を探求し続けています。
オリジナリティ・ピュア・タイムレス、純正であり平穏、上質と精密、そして経年美。これらのどれひとつが欠けても、フリッツ・ハンセンのデザイン哲学は存在しません。